売る側と作る側の境界がなくなる傾向が強くなっているパソコン業界。だからといって,秋葉原からパソコン販売店がなくなることはない。だが,共存するのが難しいことも,当然みんな気付いていて…。
アップル社は今年のクリスマスシーズン,新型iMacで,デジタルビデオカメラをセットで購入できる1%ローンと,200$のリベートプログラムを世界同時で行う予定だ。その労力のため,新しいパワーブックG3の発表は遅れそうだが,それにはもうひとつ,新しいノートブックの存在も噂されている。その他,OS9でアップル本社の写真が出るイースターエッグ,2000年初めのiBookのスペックアップモデルと500MHzのiMac,アップルワークス6.0,IBM社のG3,G4の発表予定,ATI社のオーロラプロジェクトなどの話題が取り上げられている。
連休の初日,秋葉原のT-ZONEに用事があっていくと,iMacがタイムセールとかで99,800円で売っていた。2日前のこの欄でも触れたように,iMacは16日の新型モデル登場とともに,現行機種は99,800円に価格変更される。だが今,店頭在庫を抱えている販売店にとっては,16日から値下げされる商品をそのままの価格で置いといても誰も買うわけがない。だったら早めにその価格で売りに出したほうが特だろう。今回の価格改定は,事前に販売店側には知らされておらず,戸惑いを含んだタイムセールかもしれない(MacWIREの記事)。
アップルと販売店の関係は,流通在庫の不手際や,iMacでの販売店絞り込み,アップルストアの開店などで,あまりいい関係とは云えない。アップルの姿勢もわからなくはないのだが…。デジタルビデオカメラとのセットはアップルストアでも行うのかな? いままで,マックを支えてくれた販売店に,なにかしらのものを提供してもらいたいものだが…。
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